「ちゃんと、ここにいなさい」「一つ一つの小さな動きにキチンと心を入れるのよ」『日日是好日』武田先生の言葉から、今ここにいることの大切さを学ぶ

Ryuの書棚

こんにちは。Ryuです。

今回は「今、ここにいること」というタイトルで書いていきます。

森下典子『日日是好日~お茶が教えてくれた15のしあわせ~』の第八章「今、ここにいること」からの学びです。

焦り、焦燥感、モヤモヤした気持ち、不安、そうしたものを消す方法を、お茶を通して示してくれています。もし、あなたがそんな気持ちや感情を持っているのであれば、それを打ち消していくヒントになります。

では、いきましょう。

Amazon.co.jp

どこかへいっちゃった

こんな経験はないですか?

次の試験、うまくいくだろうか?商談、うまくまとまるだろうか?など不安で頭がいっぱいで、目の前のことが手につかない・・・。自分が何をしていたかわからなくなる・・・。

森下さんは、ある時、気持ちがいろいろと焦るの中でお茶の稽古をします。

”お茶なんかやってる場合じゃないのに”といろいろ考えてしまう。すると、うまくいかないんですね。失敗の連続。 

今ここではお茶のお手前をしてるはずなのに、気持ちはどこか別のところにある状態。武田先生はいいます。

「あなた、今どこか、よそへ行っちゃってるでしょ」「ちゃんと、ここ・・いなさい」

現実的には、ここにいるのに、心はここにあらず・・・。

意識も、心の想像の方へいきすぎて、目の前のことがみえていない。自分が何をしているか捉えらえれていない。そんな状態の時って経験ありませんか?

心を入れる

武田先生はこうも言います。

「一つ一つの小さな動きに、キチンと心を入れるのよ」

これをお茶では超具体的な動きとして教えるのだそう。細部の動きにまでこだわる。

細部にこだわるために、身体の動きの隅々に注意を向けると、「自分の体の端々に、意識が行きわたる気がした」

これが”心を入れる”という抽象的な表現の具現化だ。身体の端々まで意識を行きわたらせ、今目の前のお手前の作業だけに心のすべてを傾ける。目の前の一つのことに集中する。

そうすると、不思議なことに、「焦りはいつの間にか消えていた」

「その時、私はどこへも行かなかった。百パーセント、ここにいたのだ」

ここにいたって、そんなの当たり前やん、と思うかもしれない。

でも、慌ただしい日常生活や仕事の中で、今ここにいれる瞬間って意外と多くない。

いろんなことを思い浮かべたり、思い出したり、先の仕事のことや今晩の予定・夕食のことも考えたり、つまり、過去や未来のことが頭の中を占めている時間は多いんです。

意識は、あの時あそこへ、飛びやすい

以前にも書きましたが、人間の意識は、今ここ、から、あの時あそこへ、飛びやすいです。

人間の意識は優れた能力をもっていて、過去のあの瞬間をありありと思い出すこともできるし、未来のことを想像してありありと描くこともできます。

これは人間に与えられた素晴らしい能力の一つだと思います。

しかし、その弊害も多い。

過去をいつまでも嘆いたりクヨクヨしたり、起こってしまった失敗や禍をいつまでもあの時ああすればよかったと悔み続けたりして、過去に囚われてしまいがちになります。

反対に、未来の先取りをして、心配でたまらなくなったりします。

うまくいかなかったことの反省をすることや先を見通して準備することは大切なことです。

でも、それは今この瞬間においてなすべきことなんです。

過去に戻って変えることはできないし、未来へ飛んでいくこともできない。

今ここで過去の反省を活かし、今ここで見通しをもって準備をする。

しっかりと今ここにいてなすべきことなんです。

今ここにいることの大切さ

人間は、なかなか今ここにいれないものです。

だからこそ、カウンセリングなんかでは、今ここをとても大切にします。

特に、ゲシュタルト療法は、今ここを大切にします。

何度もいいますが、人間は過去に戻ることも、未来へ飛ぶこともできない。今ここにいることしかできない。今ここで何かをすることしかできません。

今ここで自分が何をするか。その積み重ねが「これから」を作り上げ、それが「これまで」の捉え方をも変える。

過去をクヨクヨする気持ちも、未来を不安に思う心も、今ここにいないことから発生しています。

今ここにちゃんといられると、過去のことにもとらわれず、未来への不安もなくなります。

今ここにいる、ということの別の側面は、目の前の一つのことに集中するということ。

そうすると、細部にわたってまで、意識が行き渡る。これは五感が活性化されるということ。

過去に戻るのも未来へ飛ぶのも、頭の中の想像です。

それに対して、今ここを感じるのは五感です。

現代は、頭でっかちで、五感を使う機会が少ないと感じます。五感を使って感じる練習が必要なくらいです。

僕は月2回、アレクサンダーテクニークのレッスンを受けているのですが、自分の体に向き合い、五感を活性化できるとても良い時間になっています。

  

まとめ

いかがでしたでしょうか?

過去や未来にいくのではなく、今ここにいることの大切さ。

五感で感じることを大切にして、今ここにいることを、今一度味わってみませんか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。

自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。

そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。

自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。

同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。

あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
誰もが自分らしく生きられる世の中にする。

Ryuについてさらに詳しくは自己紹介を読んでくださいね。(↓ボックスのRyuをクリックすると自己紹介ページへとびます)

Ryu
Ryu

自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
他人に合わせてばかりで外面がよく、自分のことが嫌いな”いい子ちゃん”だったけど、ゲシュタルト療法を受けて人生が180°変わった心理士です。
自分が好きになり、自分軸でやりたいことに食指をのばせるようになり、学びが習慣化。
同じように自分の在り方や生き方に悩む方へ、あなたらしく生き、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけを得られるよう、経験や学びを発信しています。

Ryuをフォローする

コメント

  1. […] […]