こんにちは。Ryuです。
今日は久しぶりの絵本紹介です。
記事を読んだら、読みたくなる絵本!絵本は大人が読んでも面白い!子供と読めばなお発見があります!
今回は、音楽が好きな僕がとても気に入った『つきよのおんがくかいThe Moonlight Jam Session』です。
子どもが惹き込まれ、音楽が好きになるかもしれません♪
あらすじ
こうちゃんが、お月様を見に行こうと山を上ると、楽器をもった動物がやってきて、演奏をし始めました。セッションが始まり、やがて、サックスが止まらなくなって、思わず助けに入って・・・。あとは山のウサギたちも集まって、にぎやかな月夜の音楽会♪
さくっと書くと、こんな感じです。では、この絵本の魅力を語っていきます⇓
楽器の擬音語が素敵♪
誰でも知ってる有名な童謡「山の音楽家」では、
小リスがバイオリンを「キュキュキュッキュッキュ♪」と弾き、
小鳥がフルートを「ピピピッピッピ」と吹き、
うさぎがピアノを「ポポポロン ポロン ポロン」と弾き、
たぬきが太鼓を「ポコポンポンポン ポコポンポンポン」と叩きます。
いずれも、その楽器らしい、そして、子ども向けらしいかわいらしい響きの擬音語、オノマトペです。
例えば、コレ⇓ 子どもから離れている方は、幼少期を思い起こしながら聴いてみて下さい。
しかし、この「月夜のおんがくかい」の楽器の音はちょっと違います。
ベースは「ぶんぶん ぶぶんぶ」
ドラムは「シャンシャカ スタタトン」
ピアノが極めつけ!「キャンキョン ガリゴレ ガリゴレ」!!
サックスは「シャバドビドバー」!
とても面白い音の表し方じゃないですか??!
初めて読んだ時は戸惑いましたが、子どもにせがまれて何度も読んでると、声に出すのが面白くなってきました!!言いながら、頭の中にはそれらしい演奏が流れてきました♪
そう、いろんな音楽を聴く方はわかったかもしれませんが、楽器の取り合わせからも、ピアノの音からも推測できる通り、これはJAZZのセッション♪
サブタイトルにも「the moonlight jam session」 とありますね♪
こんな人たちが作ったから面白い!
どうしてこんな楽器の音なのだろうと、作者の経歴を見てみました。
すると、作者の一人が、プロのJAZZピアニスト 山下洋輔さんという方なんです。(山下さんのオフィシャルサイトはこちら)
自分の演奏を、子供向けに、端的に表したら、こんな感じだったんでしょうね。素敵です!
絵もとても独特のタッチで、まずはそこに惹かれました。
見てみると、染色家 柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)という方。調べてみると絵本以外でもいろんな美術・芸術関係の仕事をされている方で、2021年現在、御年98歳!!!!!!味がでてます。でまくってます。素敵です!(柚木さんのオフィシャルサイトはこちら)
最後は、絵本作家の秦 好史郎(はた こうしろう)さん。小さいお子さんをお持ちの方は、こんな絵本⇓で出会っているかもしれません。
クーとマーのおぼえるえほん シリーズです(クリックするとAmazonのクーとマーのおぼえる絵本シリーズ一覧検索に飛びます。)
この三人が出会い、織りなした絵本だったんですね。絵本作家と他分野のプロの出会い!!!このコラボでこの作品が生まれたんですね!素晴らしい出会いとこの作品を生み出してくれたことに感謝です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕もハマりましたが、子どももハマりました!大人も子供も楽しめる作品ですね。
これ読んで音楽に、楽器に、もっと興味をもってほしいなぁなんて、頭の片隅で思いながら、楽しんで読んでました。
あなたも買ってみるなり図書館で借りてみるなりして、
ぜひ、絵と音とストーリー、それぞれのプロの料理を、味わいながら、目と耳と心で、親子で楽しんで下さい!
では、また。
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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。
そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。
自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。
同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。
あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
誰もが自分らしく生きられる世の中にする。
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