「考える」とは成熟すること

こんにちは。Ryuです。今回は、養老孟子氏の記事から、「考える」ことを考えてみたいと思います。

先日、この記事を読みました。

養老孟司氏、「将来の夢はYouTuber」の子供達に伝えたいこと
新型コロナウイルス感染防止のため、多くの学校が長期休校となり、子供たちも大きな不安を抱えていることだろう。そこで、解剖学者の養老孟司氏(82才)が、子供たちにメッセージを送る。【写真15枚】コロナで退院2日後、ド派手なウエアでウォーキングする石田純一【プロフィ

「考える」とは成熟すること

この短い記事の中で、一番印象的な言葉はコレです↓

「考える」とは成熟することです。

続けて、「自分で考えられない大人を、成熟したとはいいません。」ときっぱり。

そして、「考える力を磨く簡単な方法は、外に出ることです。」と提唱しています。

逆にいえば、成熟した大人は、自分で考えて行動するのです。

当たり前?  だと思います。

一方で、その当たり前ができていない大人のなんと多いことか。自分の日常を振り返れば、その当たり前ができていない自分も発見します。

自分の頭で考えることができていますか?

目の前の事象を、どのように捉え、理解し、その上で、自分はどう行動するか?

集めた情報を、どのように分析し、その結果から、自分としてどう捉え、行動するか?

自分の言葉で言えば、「考える」とはそのようなことです。つまり、「考える」は、考えた末に自分はどうするのか?までをセットにしたものです。自分の言動に責任をもつことにもつながります。でも、考える前に大切なことがあります。

考えるための気づき:これ、どうなってるの?

僕と養老孟子さんとの接点を振り返ると、10数年前、大学生の時にベストセラーであった『バカの壁』を読んだ時です。…というか、その一冊のみです(もっと読みたいです!お勧め教えて下さい!)

記憶はあいまいですが、考える、ことについての言及がありました。それはこんなこと ↓

学生を前に、解剖学者である養老孟子氏は頭蓋骨をポンとおいて、「これ見て気付いたことを言って」

優秀な部類の大学での話だったと思います。学生はハタと困るんです。これ見て何を言えと…。その様子を見て、考えられない人が増えた、と言っていたように記憶しています。

今僕が頭蓋骨を前にしたら…たぶん、こんな風になっているのか?ここはどうなってるの?なんでこんな風になってんの?他の頭蓋骨はどうなってるの?などなど、きっといろんな発見や気づきがあって、さらに、その発見・気付きからさらなる疑問がいろいろでてくると思います。(これは現在、アレクサンダーテクニークや無痛生体、ゲシュタルト療法などを通じて、からだについていろいろ学んで興味が深まっているからです!人間の体の構造や仕組みって知れば知るほど面白い!!)

何が言いたいかというと、考えるには、その材料である事象に”気付く”こと、”知る”ことが第一歩であるということです。

人間は、見たい物事しか見ない、と言います。ゲシュタルト流にいえば、視界に入ったもののうち、関心のあるものが意識に上る、と言えます。

毎日通る道に、こんなものがあったの?とある日気付くことがあります。心理的盲点(ストコーマstochoma)とも言いますが、そこにあるはずなのに見えていない、捉えられていないものがあるのです。

気付きがないと、考える俎上にすら載りません。能動的に、意識を向けて、気付くことが第一歩なのです。

その点、外にでる、という養老孟子氏の提案は頷けます。そこには気付きを待っているものがたくさんありますし、自らの安全を守るために気付いて考えるべきことがたくさんあります。そうやって能動的に意識を向けて事象に関わっていく必要があります。

さらに言えば、知的な気付き、外界の気付きも大切ですが、自分がどう感じるか?いう内面の気付きも大切です。

自分で考え、行動し、責任をもつ

先述のように、「考える」は、考えた末に自分はどうするのか?までをセットにしたものです。自分の言動に責任をもつことにもつながります。

自分の行動を決定するために考えて、結論を下すのです。

下した結論や考えて起こした行動が必ずしもうまくいくとは限りません。当たり前ですが。しかし、人は自分の思考をくぐらせた行動には責任をもちます。

一方で、他人が決めたことに従うだけだと、うまくいかなかった場合に、責任を持たずに、他者を非難しがちです。従うと選んだのは自分であるはずなのに。

考えが甘いと、うまくいかないことがあるけれども、そこからさらに考えることで、改善され、徐々に洗練されていきます。自分の言動に責任を持てると、こういう好循環サイクルがうまく回ります。

たとえ拙いとしても、「他ならぬあなたが考えたことに意味がある」(山田ズーニー『大人の小論文教室』より)のです。唯一無二の、独自の経験をもつ自分自身が感じ、考え、それを言葉にしたり実行したりすることに意味がある。

A という素材が、あなた自身の中で「考える」という作業を行うことで、A’ や B となって出てくる。それは、自分自身が生み出した表現であり、自分を作り上げる糧にもなっていきます。これは、面白い作業です!

ちきりん さんという有名なブロガーの方『自分のアタマで考えよう』も同じようなことを突っ込んで書いていて、考えるということについてとても考えさせられます。

かくいうこの記事も、考えながら書いてます。産みの苦しみはありますが、それが自分の成長につながっていきます!

自分で気付き、考え、行動する大人になりましょう!親としても、子供に胸張って背中を見せられる、責任ある大人でいたいものです。成熟した大人でありたいと思います。

まとめ

以上、養老孟子氏の記事から「考える」ことについて考えてみました。

能動的に物事に関わり、感じ、気付き、考えて、行動する、責任ある大人になっていきましょう。やっぱり、それができてる大人は単純にかっこいいです!そして、そういう人ほど、よく勉強している、学んでいるなと感じます。我が子のためにも、次代を担う子ども達のためにも、そういう責任ある大人であり続けたいと思います。人間として、成熟していきたいと思います。

記事の中に出てきた本を紹介しておきます。興味あればポチっとして読んでみて下さい。感想もお待ちしております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考文献

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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。

自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。

そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。

自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。

同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。

あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
他人に合わせてばかりで外面がよく、自分のことが嫌いな”いい子ちゃん”だったけど、ゲシュタルト療法を受けて人生が180°変わった心理士です。
自分が好きになり、自分軸でやりたいことに食指をのばせるようになり、学びが習慣化。
同じように自分の在り方や生き方に悩む方へ、あなたらしく生き、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけを得られるよう、経験や学びを発信しています。

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