『人間の完成は未完成のうちにこそ在る』鈴木大拙の名言から学ぶこと

Ryuの書棚

こんにちは。Ryuです。今日は鈴木大拙の名言を紹介します。

月刊誌『致知』の2020年8月号〔特集〕鈴木大拙に学ぶ人間学 で見つけた言葉です。(今後も紹介していこうと思いますが、めちゃめちゃ学びに満ちた雑誌なので、ぜひぜひ購読してみて下さい!2020年9月23日まで紹介キャンペーンやってるみたいなので、特典の本が欲しい方はお問合せ下さい。)

読めば、とてもやる気と向上心が燃えてくるような、珠玉の言葉が、至る所にあります!そのうちの一つを紹介します。

完成は未完成のうちにこそ在る

人間の完成は未完成のうちにこそ在る、ということです。人間の完成は、永遠に自らの未完成を悟ろうとしつづけること、そして未完成を自覚しつづけ、それを完成に至らしめようとしつづけることに在るのです。

致知2020年8月号 終わりなき未完の歩み 小川隆 p.45より

未完成を自覚し、なお完成へ向けて歩み続ける姿勢こそが完成なのだと言っています。

一見、矛盾しているような気がしますが、矛盾していないと思います。

人間は誰しも完ぺきではないですが、それでいい。完璧に至ったことが完成なのではなくて、完璧でないこと、不完全さ、未熟さ、未完成さ(相当の腕があろうとも)を自覚し、より高みへ登ろうと努力し続けること、学び続けること、考え続けること、つまりは、人間として成長しようとし続けることが大切なのだと教えてくれています。

完成されたことが素晴らしいのではなく、そこへ向かい続けている様こそが、完成なのだと言う。

無知の知(クリックするとAmazonへ跳びます)とは有名なソクラテスの言葉ですが、自分が知らない、ということを知っている(自覚している)、という意味です。

洋の東西を問わず、賢人は自分の無知、未熟さ、をよく自覚しているんですね。自分をきちんと捉えているんですね。

発展途上

未熟さを理解しているといっても、その状態をヨシとするわけではないところが、偉人を偉人たらしめているんでしょう。

無知さ、未熟さを知れば、それを埋めようと努力していく姿勢が大切なのだと説いています。

「あ~、分からへん!!や~めた!」という思考停止ではなく、

「うわ、これ分からん!よし、調べてみよう(誰かに聞いてみよう)!」という前向きな貪欲さが、自分を成長させていくために大切な行動なんですね。そうして、一歩一歩確実に階段を上がっていく。

完成への道のりは果てしなく遠いけれども、その階段を上っていく行為を止めない状態こそが、人間としての完成なんですね。

完成とは、変化成長し続けながらも自分自身でいること

そういう意味で捉えれば、人間の完成とは、突き詰めた先にあるゴールなのではなく、今より一歩一歩進んでいる流動的な状態を指すんですね。

頑張り方とか方向性とか努力の仕方とか、細かいことはいろいろあるかもしれませんが、

一言で言えば、頑張ってる人って素晴らしいよね!!!!

ってこと!!!

頑張った末に辿り着くのか?、成功するのか?、結果が出るのか? は置いといて(それも大事なんやろけど)。

何かに向けて頑張っている、という状態は、完成へ向けて行動しているということ。そう、動き出していることが大事。

思い悩んでなにもしない人っていますが(昔の僕がまさにこの典型!!)、何かに向けて頑張っている状態はコレと決めて行動に移している人のこと。対して、思い悩むとは足踏みしている状態。

完成とは流動的な状態のことなんですね。

変わり続ける様、歩み続ける様のこと。

福岡伸一の動的平衡が頭をよぎる。自分自身で在り続けながら、中身は変化成長していっている。

僕なりの言葉に表現し直せば、『完成とは変化成長しながらも自分自身で在り続けること』

自分自身の五感で外界にコンタクトしてさまざまな経験をし、反対に自分の殻に引き籠ってじっくり内省し、またこの外界と、そして、引き籠り・・・

ゲシュタルト療法でいうコンタクトと引きこもりのリズム、

ビジネス書や自己啓発書ではアウトプットとインプット(ちょっと違うけど似てる)

まとめ

鈴木大拙の『人間の完成は未完成のうちにこそ在る』という言葉を僕なりに咀嚼してみました。

学んだことは、自分自身で在り続けながら変化成長し続けることが大切だということ。

興味あること、専門分野のこと、気づきを広げていくこと、何かの拍子に触れたこと、何でも学び続けていると、面白い。

まずな好きなことから、勉強していきましょう。学校の勉強だけが勉強じゃないです。学びはどこにでも満ちています。でも、本をじっくり読むのが一番いい気がしています。もちろん、何かしらの発信前提で。

ブログ書いてる僕が言うのもなんですが、細谷功さんが『具体と抽象 世界が違って見える知性のしくみ』という本の中で、断片的、刹那的な情報が多いネットではなかなか抽象的な思考を鍛えることは難しい、これからは本を読む人が高みへいくだろう、みたいなことを書いてます。

積読たくさんありますが、面白い本あったら教えて下さいね。ではまた。

参考文献

細谷功「具体と抽象」

プラトン「ソクラテスの弁明」 漫画にもなってます。漫画版はこちら

ゲシュタルト療法については、専門書ですがこちら↓

倉戸ヨシヤ 「ゲシュタルト療法―その理論と実際

      「ゲシュタルト療法―その理論と心理臨床例 (二十一世紀カウンセリング叢書)」 

https://amzn.to/363pKDJ

簡単に鈴木大拙に触れてみたい方はこちらがお勧めです。

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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。

自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。

そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。

自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。

同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。

あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
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Ryuについてさらに詳しくは自己紹介を読んでくださいね。(↓ボックスのRyuをクリックすると自己紹介ページへとびます)

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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
他人に合わせてばかりで外面がよく、自分のことが嫌いな”いい子ちゃん”だったけど、ゲシュタルト療法を受けて人生が180°変わった心理士です。
自分が好きになり、自分軸でやりたいことに食指をのばせるようになり、学びが習慣化。
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