百聞は一見に如かず の向こう側

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こんにちは。RYUです。

今回は「百聞は一見に如かず の向こう側」というタイトルで書きます。読めば    となります。

百聞は一見に如かず の意味

百聞は一見に如かず」の意味を知らない人はまずいないでしょう。

漢字で書くと「百聞不如一見」  この「不如(~にしかず)」とは、~に及ばない、かなわない、という意味です。

その通り、百回聞くよりも、一回、自分の眼で見た方が理解が早い、というものです。

経験的にもわかりますよね。が、改めて、その意味するところを体験してみましょう。

では、紙と筆記具を用意して下さい。

①丸を四つ書いて下さい。 ②丸の右半分を黒く塗りつぶして下さい。

さぁ、描けましたか?

当然、こんな絵ですよね?

  

  

  

え、違う!!??

もしや、こんな感じに描いちゃいましたか?

それとももっと別の描き方!?

うーん、では、もう一問。

木を描いて下さい。どこにでもあるような普通の木で、葉っぱは良く繁って樹冠はこんもりしています。高さも幹の太さも中くらいで、根っこが少し見えています。

  

  

  

さて、こんな絵になりましたか?

何人かでやってみると分かるのですが、皆さん、全く同じ絵を描いた方っていらっしゃらないのではないでしょうか?

 

言葉というのはとても便利な伝達の道具ですが、言葉から変換したイメージというのは思いの外、違っているものです。

最初の問題のような単純なものでも違ってきますし、簡潔に描いた木の絵のようなものを言葉で正確に伝えることはとても難しいものです。キノコの形を正確に伝えるのは至難の業です。

なぜなら、その言葉から思い浮かべるものは自分自身の経験や体験に強く規定されているからです。

さらに言えば、どんな風に見ているか?捉えているか?体験をどう感じているか?など違っていく要素は無限にあります。

言葉で正確に伝えようとすればするほど、まずは自分の捉えや感じを正確に掬い取ること、その上で、相手に伝わる言葉に変換するように言葉を選び、尽くすことが必要です。それでも、どんなに言葉に尽くしたとしても尚、受け取った相手が、相手の経験や五感や捉え方や言葉の力で変換するわけですから、どうしたって多少のズレが生じるものです。

だからこそ、全く同じように正確には伝わらないことを前提の上で、言葉を尽くし、相手の理解に応じて、修正もしていく必要があるのです。

一見した後は?

ちょっと脱線しましたね。百聞は一見に如かずの向こう側の話に戻します。

では、一見したらそれでいいのか?大丈夫なのか?

確かに、百回聞くよりも一回見た方が理解は深まると思います。じゃぁ10のうち10を理解しかいしたかというと、見ただけではそこまでいきません。じゃぁどうするのか?

言葉の続きはこうです。

百見不如一考(百見は一考に如かず)

つまり、たくさん見ても、それを基に自分で考えなければ意味がない、ということです。

考えれば当たり前です。通常、学習や視察や研究などで現場を訪れたりそのものを観察したりしたら、そこでどんなことが起きているのか、それはどんなものであるのか、参考にすべきものはどこなのか?など目の当たりにしたものから自ら得るべきものを考えています。

百見は一考に如かず、は言葉にしなくても結構普通にやっていることですね。漠然と見るだけでは大した意味がないのです。まぁ、視察に行って何も考えないって人もいるようですが・・・。

見て、考える、という思考を介在させるだけで、得るべきものはものすごく多くなります。

しかし、向こう側は、ここで終わるわけではもちろんありません。

いくら考えたところで、それを実行に移さなければ意味がないからです。

考えたら行動する

いくら頭の中で考えていっても、素晴らしい考えや新しいアイデアが閃いても、綿密な計画を立てても、崇高な理想を描いても、それを実行に移さなければ、絵に描いた餅です。

なんの効力もなければ、誰の役にも立ちません。考えたその時は自己満足したり悦に浸れるかもしれませんが、それだけです。

つまり

百考不如一行(百考は一行に如かず)

なのです。

具体的に行動に移さなければ、何の変化も起こせません。何の影響も与えられません。

SNSで発信しているビジネス系の方は特に行動せよって訴えてます。あれは今より一歩進むためには絶対に必要なことなのです。変化を生むのは行動です。あるいは行動の変化です。思考が変われば行動が変わるから変化するのです。

だから、行動することが大切なのです。ここでは、考える→行動する、という順序になっていますが、いわゆる成功する人の特徴としてよく言われるのが、行動する→考える、という順序です。

そこそこ考えがまとまったら見切り発車的に行動に移す。実際にやってみながらさらに考える。その道のプロになる一番近道はやることです。やってこそ気付くことが多く、そこでまた学んでいく。これが一番近道です。

行動に移してからが勝負

さぁもう一歩いきましょう。聞いて、見て、考え、行動に移しました。次に問題になるのは、結果がついてくるか?ということです。成果があがるか?ということです。

つまり、

百行不如一効(百行は一効に如かず)

厳しく言えば、いろいろと行動を起こしても、成果を出さなければ意味がないのです。

やみくもに行動をし続けても、望ましい結果が得られなければ成功とは言えません。

しれないんだぞ!

「あと一回でその壁が崩れるかもしれないんだぞ!!!」という松岡修造さんの言葉通り、行動し続けることは大切です。

しかし、その壁を崩すためには、行動の結果を分析し、なぜうまくいかないのか?欲しい成果が得られないのか?どうすれば、よりよくなるのか?どうすれば今よりうまくいくのか?他にどんな方法があるのか?
行動の直接の結果をフィードバックして、考え、分析し、学び直し、策を練り、改善し、それを行動に移します。その結果を受けてまた考え、分析し、学び直し、策を練り、改善し、次の行動を起こします。

このサイクルの連続です。

これ、どこかで聞いたことありますよね。そう、PCDAサイクルです。

マナブログというサイトを運営し、個人で発信して稼いでいるマナブさんという方が、成果をあげるために必要なこととして、「鬼の継続 と 鬼の改善」を続けることだと言ってます。

これは現代的な話ですが、要は「継続は力なり」です。そして、考えて実行しろを組み込めってことです。

サッカー日本代表の元監督 オシム氏は、オシム語録で有名ですが、ある時選手に言いました。

「お前、もっと走れ!」

そこからその選手はもっと走るようになったそうです。すると、怒られました。

「お前バカか!!考えて走れ!」

それから考えて走るようになってメキメキ力をつけていったそうです。元日本代表エースストライカーの城彰二選手です。

考えて、やって、考えて、改善して、やって、考えて・・・・

まだこれで終わりではありません。

幸せにつながるか

次にくるのは

百効不如一幸(百効は一幸に如かず)

考えて行動して改善を繰り返して成果があがってきた。次に問うべきことは、その成果が幸せにつながっているか?ということです。

こんな話があります。

仕事に没頭し、どんどん昇進した人がいます。一方、彼の同期は仕事はきちんとこなし、周りの信頼もあるもの、今だに平社員です。一見すると、昇進した人が勝ち組のようです。ただ、昇進した人の祝いの席で、家族の話がでました。平社員の人は家庭円満で、もうすぐ新しい家族が産まれるんだと。対して、勝ち組の人は、家庭内別居のような状態で、娘とも折り合いが悪い。さて、どっちが幸せでしょうか?

仕事という一側面を見れば、懸命に努力してきたのでしょうが、それが仕事が好きでそうしてきたのか?うまくいかない家庭を一時的に忘れるために没頭してきたのか?背景は描かれていませんでしたが、昇進した人は幸せではありませんでした(そういう風に描かれていました)。

別の例えで言えば、詐欺や盗みが上手くなって成功しても幸せにはつながりませんよね。

百効は一幸に如かず、のいい例です。幸せにつながってこそ、意味がある。

大事なのでもう一度、幸せにつながってこそ、その成功は意味があります。というより、幸せにつながらないなら成功と呼べるのでしょうか?

ただ、ここで終わらないのが、感慨深いところです。

みんなが幸せへ

この後に続くのは、皆の幸せです。すなわち、

百幸不如一皇(百幸は一皇に如かず)

「皇」は王様・皇帝の意味で、上に立つものは民のことを考えなければならない、つまり、周りの幸せ、皆の幸せを考えなければならない、という意味。つまり、いくら個人が幸せになっても、周りが幸せになるものでなければ意味がない、というのです。一言で言えば、世のため人のため、です。

まずは個人が、自分が幸せをつかむことが大切だと考えます。しかし、そうしたのであれば、それを自分の周りの人にも広げていくことが大切です。その方が、自分自身もより幸せで満たされます。

補足

百聞は一見に如かず、の原典は、古代中国の『漢書』の「趙充国伝」です。そこでは、百聞不如一見のみですが、後の人々によって、続きが考案されたようです。

聞く→見る→考える→行動する→成果を得る→一人の幸せ→皆の幸せ

自分を含めたたくさんの人の幸せを目指して、日々生きていきたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

百聞は一見に如かずの向こう側は、人としてまっとうに生きる道を、幸せに生きる道を説いています。このサイクルを意識して、日々の自分の言動・行動を見つめ直し、よりよい生き方を探っていきましょう。

ではまた。

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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。

自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。

そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。

自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。

同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。

あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
他人に合わせてばかりで外面がよく、自分のことが嫌いな”いい子ちゃん”だったけど、ゲシュタルト療法を受けて人生が180°変わった心理士です。
自分が好きになり、自分軸でやりたいことに食指をのばせるようになり、学びが習慣化。
同じように自分の在り方や生き方に悩む方へ、あなたらしく生き、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけを得られるよう、経験や学びを発信しています。

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