こんにちは。Ryuです。今回は名作絵本紹介です。
『パンツのはきかた』岸田今日子・さく 佐野洋子・え
パンツの はきかた (幼児絵本シリーズ)の内容は、ずばりそのまま、1歳頃のパンツの履き方です。つまり、座って足を入れて、立って引き上げるやり方です。ぶたさんが、トイレを済ませた場面から始まり、自分でパンツを履いていく。けれども・・・。
それだけの内容なのですが、色鉛筆で描かれたまるっとしたぶたさんがかわいらしくて、読んでて癒される作品でもあります。ちなみに、絵本の言葉そのままが歌になって、楽譜とともに裏表紙に掲載されてますので、それも一緒に楽しんでもらえたら。
さて、この本の魅力を語ってみます。
パンツを履く手順がわかりやすく示されている
初めてのお子さんの育児では、大人なら意識せずともやっているいろいろなことを子供に教えるのに苦労することがあります。大人であるあなたはどのような手順でパンツを脱ぎ履きしたり、シャツの着脱をしていますか?
「パンツのはきかた」はパンツを履く手順をわかりやすく示してくれます。
ざくっといえば、片足をいれる、もう片足をいれる、立ちあがる、上までひっぱりあげる。当たり前ですが、以上です。
これが1ページずつ、丁寧に、描かれていて、子どもでもわかりやすいのです。
また、この本には、背景がありません。パンツを履くぶたさんだけが描かれています。
つまり、パンツを履く手順に注目しやすいのです。
子どもがパンツ(おむつ)を履いてくれる
これがこの本の一番大きな魅力です。
1歳児というのは、歩けるようになって身辺自立を始める時期です。初めて布パンツを経験するのは、保育園の1歳児クラスに通ってから、というのが多いと思います。
しかし、身辺自立の初期、服やパンツの着脱に興味もでてきますが、なかなかうまくできません。また、「ジブンデ!!」と主張するようにもなって、❝自分でしたくてでもできなくてやってもらうのも嫌ででもできなくてうえーん涙❞というのはよくある姿(笑)書いて思い返してると微笑ましいのですが、自分が渦中にいると、大人の都合もあって付き合う時間がなくて焦ったりよくしていました。
加えて、お風呂上りは裸で走り回ってなかなかオムツすら履いてくれない、なんてことは長男次男にありましたし、今は末娘が真っ最中です。お尻ぷりぷりなのは可愛いのですが(*’▽’) 着替えてほしい。そんな時、「パンツのはきかた」の出番です。
この本を読みながらパンツ(おむつ)を渡すと、さっきまで逃げ回っていた子がなんと絵本見ながら真似っこするのですよ!親がやっても真似しないのですが、この絵本の真似っこはするんですよ!どういうことやねん!
手順もわかりやすいからうまくできるようになってきます。それなりにうまくなってくると、今度は絵本を読むスピードより早くやってやろうと急ぎだしたりします(笑)この姿がとてもかわいいのです!!!これだけでやってみる価値ありですよ!うちの子めちゃかわいかった!
大事なのでもう一回いいます。
かわいいんです!
もちろん、100%の効き目があるわけではないんですけどね。そのうち、絵本見せても大人の意図が見透かされてやってくれなくもなります。でも、絵本として読んであげるとよく見てくれます。とても惹きつけるいい絵だと思います。
保育実践で
保育園での使い方として、これ読んで、オリジナルパンツを制作して履いて楽しむってこともできそうですね。
実際、似たような実践報告を目にしたことがあります。着脱自立完了までの低年齢児向けにもっといろいろ使えそうですね。こんな風に使って保育しましたよ~って実践報告あればぜひ教えて下さい!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『パンツのはきかた』気に入ったり興味があれば、ぜひ手に取って、お子さんのパンツを履かせてみて下さいね(笑)
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最後まで読んで下さり、ありがとうございます。ご感想、コメント下さい。感じたこと、考えたこと、学んだことなどを言葉にすることで学びは深まりますし、記憶も定着しやすくなりますよ。ではまた。
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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。
そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。
自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。
同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。
あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
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