失敗に「俺ってダメだ」と自分を責めたり、状況の変化に「昔は良かった」と思ったり、過去に囚われて前に進めない人に贈りたい『日日是好日』の武田先生の言葉。 森下典子『日日是好日~お茶が教えてくれた15の幸せ』からの学び3

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こんにちは。Ryuです。

森下典子『日日是好日』に学んだこと第3弾です。

第3章 「今」に気持ちを集中すること から。

「今、目の前にあることをしなさい」

お茶は季節によってやり方が変わるそうです。せっかく苦労して覚えたお手前のやり方も季節が変わるとガラリと変わる。しっかり身につくまで同じやり方で通してくれた方が覚えられるのに!!

そう感じる森下さんに、武田先生はこう言ったと言います。

「気持ちを切り換えるのよ。今、目の前にあることをしなさい。『今』に気持ちを集中するの。」

人間は過去にしがみついて生きてしまいやすい。

過去を水に流して、さぁ次へ!

とはなかなかいかないのは、昔の自分を思い起こせば簡単に頷けてしまう。

例えば、仕事で失敗した時、

「あぁぁぁぁぁ!!!どうしよう!!???俺はアカンわ!!!!」

「どうなっちゃうんやろう!!???どうしたらいいんやろう???!!どう思われるやろ??!非難されるやろうなぁ・・・あぁぁぁ~」

とただただ気持ちが動転して焦ってばかりいて、有効な次の対策を冷静に考えることができなかった。

いつまでも失敗にクヨクヨしていたし、自分を責めていたし、周りの人にどう思われるだろう、どう評価されるだろう、とそんなことばかりを気にしていた。ネガティブにばかり考えていた。

そして、大事なことだけど、思い悩むばかりで、何ら行動が起こせなかった。

そりゃ、事態は、悪化しこそすれ、好転せーへんよね。

うん、今振り返ってみたら当たり前に理解できる。

あるいは、状況が突然大きく変わった。

僕のいる福祉の世界では、この20年くらいで劇的に変わったし、僕の所属機関も僕の立場もそれに呼応するかのように大きく変わっていった。ここ5年は激動だった。

以前を振り返ると、前はあんなに良かったのに。先輩たちの頃はもっと良かったのに。そんな声があちらこちらから聞こえてきた。以前に比べてしんどくなった、前はこんなことせーへんでよかったのに、なんて嘆く声もあった。

でも、愚痴をぶつぶつ言ってても、状況は変わらない。

それどころか、法律や制度はどんどん変わっていく。良くも悪くも。良くなると考えて想定されたことも、考えてもみなかった悪い事態が起きた、なんてことは別に福祉の世界だけではないはず。

温故知新

どうして失敗したのか?を考えない、というのではない。

過去から学ぶことは大切なことだ。

でも、クヨクヨと落ち込んで、過去に囚われてしまうことじゃない。

断言するが、自分を責めたり、周りからの評価を気にしたって、事態は何も変わらないのだ。

同様に、なんでこんな風に変わってしまったの??昔は良かった。

と言ってても何も改善しない。

大切なのは、これからどうするか?だ。

気持ちを切り替え、過去や失敗から、学びを得て、目指すべきところへ行きつくのに最善の一手は何か?ということを考え、決定し、実行することだ。

過去に囚われて前に進めない、なんてもったいない。

過去はうまく使う。過去の事例を引き出したり参照するのはいい。

でも、今と過去は、似ているとしても決して同じじゃない。

これを弁えておなかいと、同じ轍を踏む。

故きを温ねて新しきを知る、いわゆる、温故知新の考えは素晴らしい、と今改めて思う。

本をたくさん読むようになってから、何年も何十年も前の本、なんなら千年以上も昔の考えなどに触れて新たな発見や学びもある。

しかし、そうした発見や学びは、当時のそのままの状態では大抵役に立たない。それどころか逆に邪魔になったり害になったりする。

温故知新とは、古きものの中から、今現在の問題解決に役立ちそうな、今にも通じる知恵のヒントを得たり、通奏低音を捉えて、抽出し、現状の改善に役立てるような形に創り上げること、組み直すことだ。

過去の知識を現在の智慧に昇華させることだ。

気持ちを切り替える

ベストセラ―『チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)』をご存じだろうか?

尽きることのない程のチーズの山が忽然と消えた時の、思慮深き小人の反応と、単純なネズミの反応の違いに学びが多い。

もう一生安泰なんじゃないかってほど昨日まであったチーズがない!!!!!!!!!

この時、小人は「どうしてないんだ!!?」と気が動転してオロオロし、焦って、「どうしてこうなってしまったんだ!!」とぶつけどころのない怒りを露わにし、「なんでなくなってしまったんだ…」と落胆し、やる気をなくし、でも、「明日には元通りになっているかもしれない」と過去にしがみつくような微かな希望を胸に、新たなチーズを探しに旅立つという行動をなかなかとらない・・・。

一方、単純なネズミは、「チーズがない!新しいチーズを探しに行こう!」と単純に切り替えて、すぐに新たなチーズを探しに旅立っていきます。

過去にしがみつかず、さっと気持ちを切り替えることがいかに有効で大切なことかを身につまされる物語です。

あなたの中、あるいは、周りにも小人はいませんか? ネズミのように切り替えられる柔軟な人はいますか?

時代は常に変わっていく。状況も常に変わっていく。よくよく考えれば、変化しないものを探す方が難しかったりします。

気持ちを切り替えて、目の前のものを、過去に囚われずに捉え、今に気持ちを集中し、取り組んでいくことの大切さを、武田先生の言葉は教えてくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

よりよい方向へ行くには、過去に囚われずに、気持ちを切り替え、現在の目の前のことを捉え、今ここに気持ちを集中することが大切です。

僕も、こう言われて、ささっと切り換えられたわけではないですが、武田先生の言葉を心に留めて置き、過去に囚われてしまいそうな時に思い出し、事態をよりよい方向に切り拓きたいと思います。

ではまた。

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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。

自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。

そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。

自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。

同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。

あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
誰もが自分らしく生きられる世の中にする。

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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
他人に合わせてばかりで外面がよく、自分のことが嫌いな”いい子ちゃん”だったけど、ゲシュタルト療法を受けて人生が180°変わった心理士です。
自分が好きになり、自分軸でやりたいことに食指をのばせるようになり、学びが習慣化。
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