こんにちは。Ryuです。
森下典子『日日是好日 お茶が教えてくれた15の幸せ』を読んでの学び第7弾。はい、ここまできました。これまでのを読まなくても読める内容ですが、第6弾までも是非読んでみて下さいね。
今回は第7章 五感で自然とつながること からです。
五感を拓いて自然とつながると、今いてる世界が違って感じられます。どこかに飛び出さなくても、いつもの身近な世界が、こんなにも豊かなものだったのかと、気付き、愛おしく感じられ、生活が何も変わらなくても人生がより豊かになります。
音の美学
五感で~~と題していますが、聴覚・嗅覚・視覚に関することが書かれています。
特に、音 が秀逸。
ある日を境に、お湯は「とろとろ」とまろやかな音、水は「キラキラ」と硬く澄んだ音、に聞こえるようになったそうです。
僕はこの違いはまだわかりません。分かる人には分かるんだろうなと思います。
似たようなことで言えば、軟水と中硬水の味の違いが感じられるようになったことかな。あ、でも、これは味覚の話か。でもいいや。
以前、岡山は蒜山高原へ旅行にいった時に、やたらと水道水が美味かったんです!!!
もう、がぶがぶ飲んでた(笑)
そこから、世の沢山出回っている”水”というものに興味が出てきて、いろいろ飲んでみたんです。
そしたら、旨いものとそうでないものがだんだんとでてきた(最初は、蒜山に近い奥大仙の水以外は、同じにしか感じられなかった)。
僕は中硬水が好きで、もち吉の「力水」がお気に入りです。九州の名水だそうで、美味いので試してみて下さい。あと、奈良のごろごろ水もおすすめです(有名なので知ってるかもしれませんが)。これで珈琲淹れたらめちゃ美味いです。
話を戻します。音の美学。
雨はどんな音がしますか?
森下さんは、梅雨の雨の日に気付きます。
パラパラパラパラ、や、ポツポツポツポツ…。ふともらした先生の言葉「梅雨の雨だわね」から、秋雨の音とは違う・・・と。
梅雨は、葉っぱは若い葉が雨を跳ね返す音。
秋はしおしおと寂しげに土にしみ込んでいく。
この音の違いに気付いたからといって、何が変わるわけでもありません。
でも、人生レベルで見てみると、この違いに気付けるのは面白いはずです。
もう一つ。
お茶では、お湯や水を灌ぐときには、「柄杓の合(頭)一つ分」離れた所から注ぐと、見た目もきれいだけど、水音もきれいだと。
それが音の美学。
きれいな音を出す。
詳細省くけど「つくばい」の話もあった。
ちょろちょろちょろと流れる音、いいですよね。こういうやつです⇓
僕は水琴窟の方が好きですが。いつか自宅の庭に水琴窟つくれないかな(笑)
調べたらAmazonであったけど、お値段しますね~
音楽の話ではない、音の美学。
僕は雨音が好きですが、これも音の美学かな。
香りのある生活
何気なく嗅いだ匂いから、突然、昔の記憶が甦ってきた って経験ありますか?
これ、結構よくある話なんですが、脳科学的にも、匂いは記憶と結構結びついています。
僕は、昔から鼻が利かない方だったんで、あんまりないんですが(笑)しょっちゅう鼻詰まってましたから(泣)
記憶と関係がなくても、香りを生活に取り入れると、とてもいい。
数年前から、家にあったアロマやお香をちょっとやってみたら、いろんな香りがとても心地よくさせてくれる。
ちなみに精油なら柑橘系、お香なら沈香が好きです。昔からある、王道ですが、やはり長く万人に愛されてきたものはいいです。
珈琲も、豆から挽いて淹れるととても香りがよくてたまらない。もちろん、味も格別。というより、香りと味が相まってあの素晴らしい珈琲時間が生まれるんです。
ちなみに、珈琲愛飲家の僕が感動したのは、王道ですが⇓です。
美味しさもさることながら、農薬・化学肥料不使用という地球にやさしい点もいいですよね。
同封のチラシに珈琲畑の写真がありましたが、まさに森でしかなくてびっくりしました!
おっと、香りの話。
紅茶や緑茶もよく飲むようになりました。それぞれの香りがいいのです。
紅茶はこれが最高でした⇓ 近所のカフェで提供してたの飲んでこんなに美味いのかとびっくりした代物です。高いだけあります。
花地図
最後は、茶花の話。身近に咲いてる茶花が”見えるようになった”と森下さんは言います。
どこにどんな茶花―つまり雑草の類だけど美しい草花たちがあるのかーがわかるようになった。
茶花の花地図ができた、と。
園芸種、つまり、花屋にならんでいる花とは異なる花。花屋に並ぶ花は、「花の世界のごく一部でしかなかった」とはなかなか言い得てるなぁと思います。
僕は野の草が好きで、園芸種でなくてもたくさんの美しい草花が道端に咲いてる植わってると常々感じていました。
ちなみに、秋冬の、花の少ない季節には、色づいた葉、実がついた枝なんかも「照り葉」といって花として扱うのだそう。
そこまで入れると、「茶花のない季節などなかった。退屈な季節など、一つもなかった・・・」と森下さんをして言わしめるようになります。
そう、一般的に冬枯れの季節はいわゆる花が少ないと思われがちですが、茶花はいつでもどこにでもあるようなもの。それを見る目、感じる感性さえあれば。
まとめ 五感で自然とつながる
いかがでしたか?
五感を研ぎ澄ませて自然とつながっていくと、退屈な季節や退屈な瞬間なんてほとんどないのだと気付かされます。
グラバァ俊子さんは『五感の力』で、「五感を磨き、五感の世界を愉しむ」と言っています。
そう、五感を磨いて自然を発見すると、世界はより楽しくなります!
まずは、いつもの道で、道草食って、草花を眺めてみましょう。
気に入ったかわいい花なんかがあれば、調べてみましょう。
風を感じ、陽の眩しさを感じ、晴れた日と雨の日の音の違いに耳を傾けましょ。
よく噛んで、味わって、後の余韻まで楽しんで食べましょう。
余談ですが、ゲシュタルト療法でも、五感は殊更に大切にします。五感はそれだけのパワーを秘めています。
五感を使い、磨いて、人生を豊かにしましょう。
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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。
そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。
自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。
同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。
あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
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