『お勉強って本当に楽しいわね』の心 森下典子「日日是好日」より

Ryuの書棚

こんにちは。Ryuです。

今回は、森下典子『日日是好日』を読んでの学び第5弾 ~5章たくさんの本物を見ることより~です。

いや、この本、ほんまに学びが多くてたまらなかった!一読をお勧めします!

今日の核心は、本物に触れる、会うことって大事!!

それではいきましょう。

茶会での勉強

物語は、先生に連れられて、初めて茶会なるものに参加した場面です。

茶会は茶人が集まるところ、

といえども、たくさんの人が集まればさまざまな人がいます。

お座敷の書院窓をまたぐ人

3人しか入れないところを4人一緒だからと強引に入っていく人

お弟子さんにお金を立て替えてもらっていたことを思い出し、その場で弟子に見えないように懐紙にお金を包み、化粧用の紅筆で「のし」と書いて渡すかっこいい70代の先生

茶会で大事な役目を果たす席に座りたがらず遠慮争いをする大人たち

あと3人入れる場の先頭に並んでいるけどすぐ後ろが3人組だからとさっと譲り、手持ちの本の世界に戻って飄々と楽しむ人

「お勉強って楽しいわね」と次の茶席へ颯爽と向かう人

そう、茶会とはいろいろな人を見る場でもある。人が集まる場にいってよく人間観察すると、素晴らしい見習いたい人間もいれば、反面教師にしたいような人もいるよね。

人の振り見て我が振り直せ

ちょっとした所作が美しかったり、会話の返し方や言葉の使い方にときめいたり。逆に考え方や言葉づかいや常識外れな行動に唖然としたり。

いい所はもちろん自分に取り入れたいし、わるい所は自分にもないかと自分を振り返る契機にもなる。

つまり、どんな人からも学べるものがきっとある。

目に入る人、接する人からは、学びとなるものを見つけよう。これを徹底するだけでどんだけ成長できるねん!ってくらい成長できそう。

人の振り見て我が振り直せ、とは先人の偉大な教えです!! いいものは取り入れましょ。

ホンモノに触れる

話を戻そう。茶会の話。

茶会はホンモノの茶器に触れる場でもあるようです(茶会というものに参加したことないので詳しいことは知りませんが)。

この本全体を通していろいろな茶器が登場しますが、「坂倉新兵衛」「大樋長左衛門」「即中斎好み」「楽茶碗」などなど具体的な名前が登場します。(Wikipediaへジャンプします)

僕も全くもってわかりませんが、調べてみると、高級なものがでてきます。

例えば、Amazonで即中斎好みと検索すると

すごいのがたくさん出てきました!素敵なものが多いですね!

坂倉新兵衛も

いやはや、高級品ですね。

この話の茶会で触った茶碗が、数百万円のものだったと後から知ったとか。

いや、言いたのはそこじゃなくて。

本物と知らずに、本物に触った時の感じを、書いています。

そのお茶碗はまるでメレンゲ菓子のように軽く、柔らかく、両手で包むと、まるで小動物がうずくまっているようにすっぽりと肌になじんでぬくもりがある。

そこへ武田先生が言います。

「必ずそうやって触るのよ。自分の目でいっぱい本物をみるの。いろいろなお正客さんや、ご亭主を見て、場数を踏むの。それが勉強なの。」

本物に触れる。

何かしら、ホンモノと言われるものに、触れたこと、見たこと、聴いたことがありますか?

その感動は、ホンモノでないものと比べれば天地の差があります。

たとえば、プロスポーツの観戦。

高校生の天皇杯なども面白みがあるにはありますが、世界のトップレベルのプレーがみられるW杯やヨーロッパリーグの試合の方が刺激が多いです。

そこは目指すべき高みです。

古い話で恐縮ですが、子どもの頃、憧れのサッカー選手であったラモス瑠偉選手に直接会ったことがあります。オーラがすごくて、その後しばらくはめちゃめちゃ練習に明け暮れたことを覚えています。

たとえば、師匠との出会い。

師匠と自分が呼ぶからにはその方の中に素晴らしいホンモノの力を自分が感じたんでしょう。師匠の技を見るのは非常に学びに満ちています。

たとえば、絵画鑑賞。

僕は美術館が好きです。幾星霜、受け継がれてきた名画から感じ入るものは大きいです。

学生の頃、ふらりと入った小さな画廊に岡本太郎の小作品がありました。

300000円。三十万円でした。

貧乏学生だった僕はもちろん購入しませんでしたが、画廊の主が「高額だけど、ホンモノを手にしていつも眺める価値はあるよ」と言っていたのが思い出されます。

後悔先に立たずだけど、今はあの時買っていればよかったな、と思います。30万円と引き換えに得られる感性への刺激は値段以上のものだっただろうと、今なら確信します。

あ、余談ですが、岡本太郎の本もさくっと読めてとても刺激をもらえていいですよ。お薦めは「自分の中に毒をもて」です。

たとえば、お茶碗。

日常使いのものを気に入ったものやホンモノのものに変えると生活の質、ひいては、人生の質が向上します。

だって、使うたびに心が弾むし、よき刺激をもらえるんですから。

僕は織部焼の、ちょっといいお茶碗を使っています。同じものではありませんが、⇓イメージはこんな感じ⇓

これを買ってから、毎日のご飯の楽しみが増しました。

見た目だけでなく、手触り、重み(軽い)などの感触も含めて、とても気に入っています。

お箸もいいものを長年愛用しています。イメージはこんなの⇓ もっといい品でした。

箸は高いといってもしれてますし(1万円超えるものは少ない)、本当に毎日使うものなので、気に入ったホンモノに変えることはおすすめです。

つまり、ホンモノに触れることで、感じるもの、ホンモノが放つオーラに触れるってことが大切なんです。

人間の成長の2つの原理

人間の成長には2つの原理があるといいます。

一つは、本物に出会うこと

もう一つは、本物にしびれること

ホンモノとの出会いは、行きたい方向性を得られます。

こうなりたい!こう在りたい!と目標をもてるようになり、そこへ向かうエネルギーも同時に湧き起こります。だから、ホンモノとの出会いは大切。

ただ、ホンモノに出会っても、

うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!すげーーー!!!!

ってなる人とならない人がいます。

感性の違いです。自分が何にしびれるのか?を知っておくことと、しびれられる感性を磨いておくことが大切なんです。

お勉強って本当に楽しいわね

ここで、タイトルの言葉に戻ります。

勉強って楽しいですか?

僕は、人生の中で今が一番勉強することが楽しいと感じています。

『日日是好日』で出てくるこのセリフを発する方はなんと80歳を超えているとおぼしき老婦人です。

団体が幅をきかせる大きな茶会で、清々と一人で行動している。こんなに美しい人を見たことはなかった。

と80代とおぼしき老婦人について書いています。

ここから言えることは、

お勉強、つまり、学ぶことで、精神を若々しく保てること。

常に、深い思索や新しい刺激に出会い、脳が活性化しているのでしょう。

脳や筋肉は使えば使うほどよくなっていくんです。

そして、軽やかなその老婦人は、明らかに人生を楽しんでいる。

そう学ぶこと、学び続けることで、人生はより面白くなるし、充実していく。これは以前にも書きました。

だって、世の中には知らないすごいことがありすぎるくらいあるから。その一端を知るだけでも面白い。

答えのない問いを考え続けて探求することも、物事の新たな見方を得られて面白い。探求の結果はさらなる疑問とその探求になることがほとんどですが、それがまた面白い。

まとめ

いかがでしたか?

勉強って本当に楽しいんです。

僕の後悔に、

学生時代にもっともっと勉強しとけばよかった!

もっともっと本を読めばよかった!というのがあります。

もっともっと興味のあることに首を突っ込んでおけばよかった!

もっともっといろんな人と会っておけばよかった!

というのがあります。

学費を稼ぐのに必死だったとはいえ、もっとできたはず。

まぁたられば話しても仕方ないですし、人生で一番若いのは今なので、今いろいろ学んでいます。

学びたいことが多すぎて、学ぶほどに面白そうなものが出てきて困ってますが(笑)

やっぱり学んでると見える世界がどんどん変わってきて面白いです!

学びましょ。勉強しましょ。

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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。

自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。

そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。

自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。

同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。

あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
他人に合わせてばかりで外面がよく、自分のことが嫌いな”いい子ちゃん”だったけど、ゲシュタルト療法を受けて人生が180°変わった心理士です。
自分が好きになり、自分軸でやりたいことに食指をのばせるようになり、学びが習慣化。
同じように自分の在り方や生き方に悩む方へ、あなたらしく生き、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけを得られるよう、経験や学びを発信しています。

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