こんにちは。Ryuです。
今回は「二十四節気の道しるべ」というタイトルで書いていきます。
森下典子『日日是好日~お茶が教えてくれた15の幸せ~』から学んだこと第九弾です。第9章 自然に身を任せ、時を過ごすこと からです。読むことで、二十四節気とその活用法を知り、気づきと感性を深めていきましょう。

いや、毎章が学びに満ちた素晴らしい本だなと、このブログを書くたびに読み返して感じます。
書くおかげで何度も読み返し、いや、読み返すために書いてる節ももはやあります(笑)それくらい生き方を学べる本なので、ブログを読みつつ、本も手に取って下さい。
そして、感想をコメントなどで送って下さい。言葉にし、交流することで、学びを深めていきましょう。
時の流れを感じる仕掛け
題名にあげた二十四節気ってしってますか?
有名なのは、祝日にもなっている春分と秋分、あと、太陽がでてるのが一番長い夏至と一番短い冬至ですね。
あとは、啓蟄とか大寒とか立冬、立春とかがわりと有名でしょうか。
二十四節気の言葉は意外によく耳目に接しますが、順序や意味を知っているかというと、曖昧でした。
ので、今回わかりやすいものを見つけたので、知的にはこちらのサイトを参考にして下さい。
こうやって一年を円環図でみると、順序がわかりやすいですね。
今は冬。冬至を過ぎ、小寒がきて、大寒となっていき、節分を越えれば立春。暦の上では春の訪れです。
こうして名前を追っていくと、春夏秋冬、季節が少しずつ移り変わっていくのがよくわかりますね。
何より、1月2月…、と数字で追うよりも、感性が研ぎ澄ませやすい。名前って大切です。
しかも、15日間程度で変わっていくから、季節の移り変わりをより敏感に感じる機会になりそうです。
2週間程度で季節の違いを感じ、そこに合わせて季節を楽しむ。坂東眞理子さんの歳時記のある暮らし (和の暮らし術 1)に季節の楽しみ方がいろいろ載っていて参考になりますよ⇓
それにしても、二週間って区切りの長さが、時の流れ、季節の移り変わりを感じるのにちょうどよいですね。
農業に適した暦だったそうですが、そうでなくても、時の流れを感じる仕掛けです。
道しるべとしての二十四節気
『日日是好日』の第9章では、著者の失恋の話がでてきています。
その辛い心、傷ついた心から立ち直っていくのに、二十四節気が役立っています。
「節分」「立春」という暦が「さぁ、もうすぐ春だ」と私を励ました。
厳しい冬から春へと進むのは一直線ではなく、三寒四温です。
私の心も、この季節と重なっていた。明るい方へと向かいながら、大きな「揺り戻し」が何度もやってきた
そして、明らかな季節の変化を感じる頃に春分の日がやってきた。(もうここまでくれば大丈夫…)と思った矢先、大雪となって室内からベランダに出した植物が枯れた。
こんな経験、ある方もいるのではないでしょうか? その姿から森下さんは思います。
(きっと昔の人たちも、こうやって心と季節を重ね合わせながら、生き延びようとしたに違いない)
「節分」「立春」「雨水」と指折り数えて自分自身を励まし、何度も冬への揺り戻しに試されながら、辛抱強く、人生のある季節を乗り越えようとしたことだろう。
昔の方が、暖房設備も貧弱で、冬の寒さを乗り越えることは大変だったことは想像できるが、体験としては想像以上のものなのだろう。
「指折り数えて自分自身を励まし」の意味が深いのだろう。心底、指折り数えて春を待ったろう。
暦は「道しるべ」
そう思ったそうです。
これ、すごくいいですよね。
あと、何日で〇〇だ… それが1か月のスパンなら遠すぎるし、〇月だ、では味気ない。
二十四節気に割り当てられた名前があるからこそ、秀逸な名前があるからこそ、道しるべとしての役割を果たしてくれる。名前が、そこに込められた意味や思いを、立体的にしてくれる。
特に、寒さに閉じこもる冬から、身体が開いていく春にかけては。

これから、二十四節気、活用してみようって思います。一緒にどうですか?
まとめ
改めて、二十四節気の良さを感じられたのではないでしょうか?
手帳に、二十四節気は記されていますか?なければ、調べて書き足してみませんか?そして、1年の計画や予定の中で、それを道しるべとしてみる年にしてみると、新たな感覚をつかめる一年となるかもしれませんね。
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自分らしく生きる、自分自身でいることをテーマにブログを書いてます。
自分を押し殺し、他人の価値観や意見ばかり気にする ❝いい子ちゃん❞ だった過去。自分のことが大嫌いでした。
そんな自分をなんとかしたいと心理学を学びプロの心理士として仕事をするも、自分嫌いは克服できずにいました。
そこへ、30代でゲシュタルト療法を受け、人生が180°変わりました。
自分が好きになり、
自分の意見や考えを軸に行動できるようになり、
やりたいことややってみたいことにも素直に食指をのばせるようになりました。
本もたくさん読むようになり、さまざまな考え方を柔軟に取り入れられるようになりました。
同じように悩んだことがある方や、今現在自分の生き方に悩む方へ。
あなたらしく生きる、あなた自身でいるための手掛かりやきっかけがみつかりますように、と僕の経験や学びを発信しています。
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